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    「私の海藻、大きくなあれ!」 小学校内で海藻を養殖【海藻School2025】を開催しました!

    2025年5月~2026年2月 【場所】時津町立時津北小学校、長与町立長与北小学校

    情報解禁日時:2026年02月24日 16時37分

    一般社団法人大村湾ワンダーベイは、海藻の育成を通して海の特徴を学び、海藻増加へ寄与することを目的に、2025年5月~2026年2月の約1年間を通して「海藻School2025」を開催いたしました。

    大村湾ワンダーベイプロジェクトは、地元大村湾を身近に感じ、海の環境について考えるきっかけを創出していきます。

    このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

    イベント概要

    ・開催概要   :海藻School2025

    ・開催場所/日程:時津町立時津北小学校/第1回2025年5月13日(火)、第2回2025年5月14日(水)、

                                                            第3回2025年11月7日(金)、第4回2026年2月10日(火)

             長与町立長与北小学校/第1回2025年5月26日(月)、第2回2025年5月27日(火)、

                         第3回2025年11月19日(水)、第4回2026年2月5日(木)

    ・参加人数   :時津町立時津北小学校6年生 68名、長与町立長与北小学校6年生 50名、計118名

    ・講師     :長崎ダイビングサービス海だより 代表 中村 拓朗氏

    ・協力     :長崎大学水産学部 教授 水産学博士 桑野 和可氏

     

    卵を採取して、海藻を育てよう!   

    小学生が学校で海藻を卵から陸上養殖する年間を通した体験学習を、昨年に引き続き大村湾周辺の小学校2校で実施しました。

     

    5月、時津町立時津北小学校と長与町立長与北小学校で、オリエンテーションと卵の採取、卵播きを行いました。時津北小学校ではアカモク、長与北小学校ではヤツマタモクの卵播きを行い、育成初期にそれぞれの苗の半分を交換し、両校で2種類の海藻を育成。子どもたちは、それぞれの海藻の育成の違いや特徴を観察・比較します。授業を始める前、子どもたちが「海藻を育てることを通して、私たちが海に対してできることを勉強したいと思います!」と意気込みを話してくれました。

    まずはオリエンテーションで、大村湾の特徴と課題、海藻の役割などについて学びました。講師の中村氏が「海藻はたくさんの生き物が集まって産卵したり子どもを育てる場所。海藻は海の環境を支える上で一番重要な場所です。ですが今、海が砂漠化して海藻が生えなくなっています。これを磯焼けと言い、大村湾でも問題になっています。海藻が生えなくなった原因は、はっきりとわかっていません。ただ海の環境は変わってきています。温暖化によって住んでいる生き物が変わって、海藻を食べる生き物が増えた可能性もあるし、海藻は低い温度が好きなので、温暖化で海水温が上昇したことが原因なのかもしれません。みんなで海藻を育てていきながら、大村湾のために何ができるか考えていきましょう!」と話すと、子どもたちは真剣に聞いていました。

    オリエンテーションでしっかりと学んだら、いよいよ海藻の卵採取に取り掛かります。まずは海藻の特徴を観察して絵を描き、気づいたことをワークシートに書き込みました。その後、卵がついた生殖器床をハサミで切り取り、ネットを張って海水を入れたお皿に置いていきます。初めての作業に子どもたちは興味深々。楽しそうに作業を進めていました。卵が生殖器床からネットの下に落ちるまで時間がかかるので、1日目はこれで終了です。

     

    次の日、ネットの下にたくさんの卵が落ちていました。その卵をスポイトで回収していきます。講師の中村氏が「どれが卵かよく観察して探そう!」と声をかけると、子どもたちは「小さくてわからない!」「これかな?」と楽しそうに作業を進めていました。

    回収できたら、卵と一緒に入っている大小のごみを取り除き、卵播きを行います。ジョウロに海水と卵を入れ、苗プレート上に卵を播きました。植物への水やりのような播き方に、みんな不思議そうな表情を浮かべつつ、興味津々な様子でした。

    子どもたちからは「海藻にも色々な種類があって、育てるのが難しそうだけれど、ちゃんと餌をあげて育てていきたい」「普段できないことが体験できるのが楽しみ」「海の環境が良くなるように、身近なことに取り組みたい」など前向きな声が聞かれました。

    卵播きが終了したら、卵が苗プレートにしっかりと着くように3日間動かさずに置いておきます。3日後からは教室で子どもたちが毎日栄養を与え、2週間に一度水の入れ替えを行い海藻を育てました。

    成長した海藻を海に返そう!  

    11月、成長した海藻をいよいよ海に出します。子どもたちが各校の近くの海岸に集合しました。

    海に出す準備を子どもたち全員で行います。海藻の苗が付いた苗テープをプレートから外し、その苗テープを結束バンドでロープに固定していきました。海藻は乾いてしまうと死んでしまうのでスピーディーに作業を進める必要があります。また、まっすぐにしっかりと固定しないと上手に成長ができません。子どもたちは海藻が海でちゃんと成長できるように、真剣に一生懸命に作業をしていました。

    すべての海藻をロープに固定できたら、講師の中村氏が海藻を海に設置しました。この後は、海藻が海の栄養素でちゃんと成長できるのか見守ります。海藻の成長が気になり、設置場所に観察に行った子どもたちもいたようです。

    1年間で学んだことを発表しよう! 

    2月、1年間の集大成としてまとめの授業を行いました。まずは11月に海に出した海藻の様子を、講師の中村氏が撮影した写真で確認しました。中村氏から「11月に海に出したときは1cmくらいだったよね!みんなが育てた海藻、海でちゃんと育っていると思う人?」と問いかけると、ほとんどの子どもたちが手を挙げず、自信がない様子でした。では、実際の海藻の様子はどうなったのか…。中村氏が撮影した写真をみんなで観ると、なんと、5cm以上になった海藻の様子が確認できました!子どもたちからは「おおーー!!」と驚きと喜びの声があがり、みんな笑顔で海藻の写真を眺めていました。「海藻は海で成長できています!なのでみんなが取り組んだ海藻の育成は成功です!」と中村氏から伝え、みんなで拍手をしました。さらに次の写真には、海藻に産卵しにきたヒメイカが写っていました。中村氏が「みんなが育てた海藻が大村湾でしっかり育って、生き物が集まる場所にもなっているね。みんなが育てた海藻の数は多くはないけれど、少なからず大村湾の環境を良くしてくれています!これはすごいことだよ!」と伝えると、みんな真剣な表情で話を聞いていました。

    成長が確認できたところで、1年間を振り返り、学んだことを発表してもらいます。この海藻Schoolは海藻を育てることがゴールではありません。海藻の育成を通して大村湾で起きている問題を学び、どうすれば大村湾を守り、海を未来へつなぐことができるか考えてもらうことを目的としています。なので「①海藻を育てた感想や気づいたこと」「②私が海を守るためにできること」「③私が描く未来の海」について、グループで発表してもらいました。

     

    〈①海藻を育てた感想や気づいたこと〉

    ・毎日餌を与えたり、水を換える作業が大変だった。

    ・お世話するのは難しかったけれど、生き物が住む場所になってくれて良かった。

    ・少しでも条件が違うだけで成長の度合が変わってしまうので難しかった。

    ・目に見えないほどの小さな卵から、5cm以上の海藻になっていることに驚いた。

     

    〈②私が海を守るためにできること〉

    ・できるだけごみを出さない。ごみ拾いをする。

    ・プラスチックごみを減らしたり、ごみを分別して捨てて、生き物が住みやすい海にする。

    ・魚を獲りすぎない。生き物の住処をできるだけ作る。

    ・海のイベントに参加して、自分事として考えてみる。

     

    〈③私が描く未来の海〉

    ・ごみがない、綺麗な海。

    ・生き物が安心して暮らせる綺麗で安全な海。

    ・海藻が多くて、緑豊かな海。

    ・栄養もあり、魚たちが心地よく住みやすい海。

     

    などたくさんの意見を発表してくれました。海藻育成を通して、大村湾の特徴や起きている問題を学んだ子どもたち。1年間で大村湾に親しみを持ち、大村湾を守りたいという気持ちが芽生えたようでした。

     

    <団体概要>

    団体名称  :一般社団法人大村湾ワンダーベイ

    URL    :https://wonderbayomurabay.uminohi.jp/

    活動内容    :大村湾独自の特徴を活かしたイベントの開催

           県内自治体・企業・団体への「大村湾ワンダーベイプロジェクト」への参加要請

     

     

    日本財団「海と日本プロジェクト」

    さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

    https://uminohi.jp/

     

     

    「大村湾ワンダーベイプロジェクト」

    超閉鎖性海域であるが故に、周辺地域の生活環境が影響しやすい大村湾は、地域住民・企業・自治体がワンチームとなって取り組み、大村湾を大切に守る気持ちを育む必要があります。そこで、2023年度新たに立ち上がったのが「大村湾ワンダーベイプロジェクト」です。日本財団 海と日本プロジェクトの活動の一環として、豊かで美しい大村湾を守るために推進するプロジェクトです。

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    大村湾ワンダーベイプロジェクトのプレスリリース

    話を聞いてみたい

    大村湾ワンダーベイプロジェクト
    所在地 長崎県長崎市金屋町1-7KTNテレビ長崎内
    代表者 高田 雄生
    設立
    資本金
    従業員数
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